デジタル化による
産業構造の大変革に合わせて
「人と技術のインターフェースを充実する役割」を展開します。

テクノツリーのこれまで

私たちは、製造業で培った設計から品質管理・生産技術などの経験を活かし「技術と人をつなぐインターフェイスの役割を追求する」という理念のもと25年前に起業しました。

ものづくりにおけるデジタル活用の歴史を振り返った時、2000年までは「勘・コツ・経験」によるアナログ3Kでものづくりを行う時代でした。1996年創業時は製造業のマニュアル制作に力を入れておりましたが、デジタルが勃興する2000年以降は「アナログでできることのデジタル化」や「デジタルデータのネットワーク化」の時代となり、iPadが国内で使われ始めた2010年から当社でも産業界のデータ取得用途での「iPad」活用に取り組み始めました。そこで現在のXC-Gateに繋がる機能である「紙からPCに転記していたデータを直接タブレット端末に入力できるシステム」を開発しました。Excel帳票のWeb画面変換、タブレットへの直接入力、関数利用などの機能によりペーパレスを具現化したものです。

その後、「ローコード・ノーコード開発によるプラットフォームの概念」を追加し、ソリューションとして確立したものが「XC-Gate」です。現在では誰もが簡単にDXを実践できるツールとしてご愛用いただけるようになりました。

テクノツリーの現在

デジタルテクノロジーの進化と広がりは、産業界に大きな影響を及ぼしています。あらゆるデータが自在に取得できるようになり様々な産業で構造変革が起きています。

そのような中XC-Gateは、最近注目されているローコード・ノーコード開発のプラットフォームとして様々な役割を果たしています。IoTデータの取り込み、各種工程の改善、工場の見える化、AI分析、さらに技能伝承や作業標準化に向けたデジタルマニュアルを開発し産業界のデジタル化に取り組んできました。近年では、工場全体のデータ化を支援するコンサルティングやレガシーシステム脱却のサポートにも取り組んでいます。

私たちが産業のDXを支援させていただいた顧客さまは、自動車業界、素材製造業、製造業一般、建築・土木、食品加工、酒類製造、不動産管理、小売り、高速道路や鉄道などのインフラ管理、ガス製造業、電力会社など1000社(2022年3月末現在)に及びます。

テクノツリーの未来

2020年代のこれからは、「DX・デジタルツイン期」が来ると考えています。企業の優位性の確立と競争力向上の原動力とするためには、局所や表層レベルのデジタル活用を脱却し、本格的なDXやデジタルツインの活用を通して、業務・IT・組織文化等を横断した構造的な改革プログラムに取り組むことが必要となります。

例えば、電気自動車(EV)ですが、EVの主要製品である蓄電池・モーター・関連製品は開発とともに製造能力の飛躍的な増強が求められており、現在も大規模な工場建設が進む中でデジタルツインの活用が計画されています。テクノツリーでは、お客さまのフェーズに合わせてXC-Gateをコアとするデジタルツインの活用をご提案し、品質性能や生産性を向上させるためのビジネスモデル構築をお客さまと共に取り組んでまいります。

サイン 代表取締役 木下武雄